となりの猫の晩ごはん
となりの猫の晩ごはん―簡単レシピつき写真エッセイ集 (文春文庫PLUS)
- 作者: 荒川千尋,板東寛司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
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レシピが色々載っていますが、猫に手作りゴハンは考えていないので見るだけです。途中に猫まんま小説なるショートショートが数編入っていて、これがなかなかキュンとします。おさむらいさんの話なんてもう泣けますよ。 架空のキャットフード広告は、ちょっと中途半端かな。クラフト・エヴィング商会(旧字が出ません)と比べてしまうせいかもしれません。
この本の写真を眺めていて再確認したのですが、ワタクシ、仔猫より成猫のほうに惹かれるようです。仔猫は仔猫で大変にかわええのですが、目つきが悪かったり太っていたり変な姿勢だったり、可愛いだけじゃなくなった成猫が、どうにも好きすぎて困ります。何かたくらんでる、何か言おうとしてる、そんな猫を見ると猫語が解らない事実に打ちのめされてしまいます。これからオナカスキーさんとコミュニケーショントレーニングをしてきます。がんばります。オナカスキーさんは知り合ったときから成猫だったのですが、もし彼女が仔猫だったらこれほど仲良しになったかどうかわかりません。赤ちゃんだったら大慌てで里親探しとかしたかもです。考えたくないけれど、もしかしたら見て見ぬ振りをしたかもしれません。とにかく自分で飼うって選択肢は無かったんじゃないかなあ(今も飼っているわけでは)。ちょっと想像できません。うむむ。