2015-07-24 永遠の夏休み 詩 陽炎に乗っかってね 泳ぐように何処へも 誰にも見えなくてね 意味なんか探さない 御守りみたいな ちっぽけな孤独は 僕らのかたちを決めたがってる 遠くで雷鳴が それとも花火大会 まだアスファルト熱くて 僕ら溶けかかってね ユルく溶けかかってね でも残りたがってる おぼろげな影が消え残ってる さよならを言うタイミングなくして たぶんずっと言えない 迷って彷徨って漂ってる 溺れて嘲笑って渦巻いてる 悲しいって一度言ってみたいね 冷えた月はとてもすてきだろうね