2015-10-22 流星 詩 泳ぎつかれて打ち上げられた人々 ありふれた週末ありふれた夜 天使は降りて来やしない ありふれた天使の一人さえ 待ち草臥れた路上のイノセンス 間違ってないよと言ってくれる誰かを きみはノック式(!)の蛍光ペンで ズーイーの台詞に線を引いてる 隕石は宇宙の欠片だって きみはこの星の欠片だって 何か美しいものを見せてよ 蝋で繋いだ大きな翼で 聞いたことあるよな黒いニュースが もうすぐ戸口に届くその前に 何か美しいものを見せてよ 燃え残りの尾を引く嘘を見せてよ