2015-06-26 雨音は初犯の調べ 短歌 気がかりは取るか取らぬかもやしの根 鉄人気取りの貧しき小鉢よ 雨音と猫の寝息に挟まれて 気圧のままに深いところへ 雨音に包まるるうちにうとうとと 猫と川の字ありがたき哉 これほどに脂肪を溜めては遅かりし 冬は固体で夏は液体 手抜かりに庭の色どり絶え果てて 生えたいところに生えるドクダミ