2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
陰を歩くのに慣れてしまって 吸い込まれても気づかない 言いたいことがあったはず 一緒に消えないで 砂が落ちていく手繰り寄せるように 蟻地獄には先客がいるが 底なしなので心配ご無用 叫ぶことも吠えることも忘れ 息することももうすぐ忘れる ずっと待って…
肌にない遊びがほしい爪先に 孔雀の色を乗せるひと刷毛 ため息は慣れぬひとごみこの暑さ お台場のほうが来ればいいのに 出かけない理由いろいろ並べても 浮かれ飾りが首に手首に
陽炎に乗っかってね 泳ぐように何処へも 誰にも見えなくてね 意味なんか探さない 御守りみたいな ちっぽけな孤独は 僕らのかたちを決めたがってる 遠くで雷鳴が それとも花火大会 まだアスファルト熱くて 僕ら溶けかかってね ユルく溶けかかってね でも残り…
猛暑なりテンションおかしく働けり 半袖の腕に塩のざりざり 百回は暑いと言うぞと宣言し あと何回かと問うパートさん 素麺とトマトと胡瓜と茄子ピーマン 包丁入れれば割れた西瓜よ 太陽の押し売りめいた有難さ 今日も乾けりデニム立つほど 梅雨は何処頼みも…
外出するとき猫に言い聞かせる。「お出かけしますが帰ってきますよ。絶対帰ってくるから待っててね」 猫どもはわかっているのかいないのか。「お前さまたちのいる所がおばさんのお家です。絶対帰ってくるから待っててね」帰宅時間を予告することもある。「ち…