bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

 ついてなーい

図書館に行ってきたのです。雨の中を。歩いて。
ちょっと距離は有るのだけれど、たまには身体を動かさないとね、とか特殊な事を考えたのです。えらいなーなんてえらいんだー。
リクエストしていた本を受け取り、25ansなぞを立ち読み(図書館の椅子で鼾をかいて寝ている人の神経を疑いますよワタシは!)し、ゴージャスでセレブな気分のまま図書館からでようとしましたところ、オレの傘が無い。ムキー!(セレブはムキーとなりません)だれじゃー!オレの傘を持っていったんわー!
幸い小止みになっていたのでそのまま帰ることにしましたよ。英国紳士の気分ですね。冷静になるとMy傘の行く末が心配になってきました。もって行った人にとってはお金を払った物ではないわけです。もしや邪険にされているのでは。少なくとも大切にはしてもらえないのでは。彼或いは彼女が帰りに立ち寄ったコンビニとかに置き去りにされてしまったりするのでは。ああ、なんて可哀想なMy傘。コンビニにぽつんと持ち主を待つMy傘(私は自分の持ち物に執着するあまり擬人化してしまう癖があります)。
そんな事を考えながら歩いていると、前方にバス停が見えて来ました。帰りはバスにしよう、そう思った瞬間バスが私を追い抜いていったことは言うまでもありません。ムキー!