bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  本日のオナカスキーさん  

朝、玄関を出た相方がドアの陰に彼女を発見「いらしてますよ」。早朝出勤ですか。
今まで通り、朝は他所で確保していただきたいものです。しかし敵もさるものオナカスキーさん、閉じようとするドアにアタマつっ込んで「くれくれにゃー」。日に日に図々しくなりますねえ。ちょっと悩みましたがココロを鬼にしてお引取りいただきましたです。「おにーっおにーっ」言うてましたわ。はーい鬼です。
そして午後。買い物に出かけようとドアを開ければそこにオナカスキーさん。まさかずっと座ってらしたのでは。まさかね。うん、まさか。おばちゃん買い物に行ってくるですよ。
夕方、帰ってくればそこに当然オナカスキーさん。まるで性質の悪い金融会社に借金こさえた心持ちです。オナカスキー商会とかオナカスキー興業とかです。「奥さーん、払ってもらわんと困るんやわこっちも」「無いて言うてもまったく無いわけやないんやろ。ほれほれ」「こっちにかて考えがあるでぇ。払ぅてもらうまで帰らへんでぇ」「ご近所の皆さーん!この奥さんは借りたかねを返さないにんげんのくずですよーー」「にゃーにゃーにゃーにゃーーー」言うんですねあなたは。わかりましたよワタクシの負けですよ。でもその前に写真を。そして今日も撮り難いのです。すりすりの媚々でじっとしてくれませんのです。朝からずっとお預けでじらじらしているのです。全くアナタというひとは。いやネコは。