ダ・ヴィンチ・コード / ダン・ブラウン
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05/31
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あらすじ書くのに草臥れたです。2回も書くなんて。それも最初に書いたのを忘れてしまったので、面倒になってしまってほとんど扉に書いてあるものを流用したのに(泣。
なので感想は簡単に。
おもしろかったです。おしまい。 うそ。もう少し詳しく。
宗教や秘密結社のアレコレについては、文中で誰彼が説明しているのでさほど問題ありませんでしたよ。近頃この作品のヒットを受けてか、似た傾向の本やテレビ番組が複数あったことも助けになったと思います。7ヶ月待ったお陰かもしれません(笑)。さて、謎解きが得意でないワタクシのような読者は、今回も自分で謎を解こうとはせず流れのままについていくしかありません。ソフィーと祖父の過去にまつわるエピソードや、ラングトンの専門知識(なんでも象徴学っつー学問の人ですって)によって1つずつ導き出される暗号の答えを、「ほおー」「へえー」と感心しつつ追っかけるのです。そもそもそれほどまでして隠されている秘密とはいったい・・・・・。それは途中でほぼわかります。かなり最初の方で、どういう意味を持つものかということは描かれているのです。それがどのような形状のものなのか、何処に隠されているのか、と言う事が『謎』なんですね。しつこいようですが、それでもおもしろかったんですよ。それって凄い事ではないかしらん。迫る追っ手をかわしつつ次々に現れるヒントを追う主人公達。真相に迫れば迫るほど危険は増していく。誰かが裏にいる。誰が本当の味方か解らない。そのスリル。そして疎遠になっていた祖父の気持ちを理解していくソフィー。最後は意外なことに感動しました。ベストセラーをバカにしちゃだめですね。期待が大きすぎるのもどうかとは思いますが、類似本や反論本なども出ている今、合わせて読んでみてもいいかもしれません。ブームが一段落したら(え、もう終わったの?)文庫にもなるでしょうし、ね。
え、と、今回はネタバレしてませんよね?反転文字にしなかったんですけどー。