bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  本日のオナカスキーさん  


そろそろ大家さんが気にし始めました。「まあ。また猫が。まあ気持ち悪い」なんて聞こえてきますヤバいです。大家さんはお年寄りなので、あまり外には出てらっしゃらないのですが、出てくるたびに居合わすのがオナカスキーさん。つか、オナカスキーさんは、雨が降ってなければ多くの時間をここら辺で過ごしているのです。スクーターのシートの上や玄関のコンクリートの部分(何ていうの?ポーチて言うには貧弱よ)に寝そべっているのです。そして気が向けば「にゃーにゃー」呼ばわるのです。どうも「ごはんくれにゃー」だけではなくなってきてます。食べ終えて暫くしても「にゃーにゃー」言うのん。かりかり残ってるよ。もういらんの?そんなら何で啼くのー。お客様ー!お客様のなかに猫語のわかる方はいらっしゃいませんかーーーー。


昼間も「にゃーにゃー出て来いにゃー」言うてたんですが、そんなこんなで人目が気になって出られませんでした(弱虫!卑怯者!)。日が暮れてからドアを開けたら「・・・にゅう」て来ました。雨降ってました。ごめんな。赦してな。カリカリを器に入れてあげましたが半分しか食べません。でも帰りません。掌にのせて出すとまた食べます。でもそのうち手の下にアタマを突っ込んできます。・・・・なでなで?はいはい。今度はこっち?はいはい。遊んでほしいのかなあ。そうなのかなあ。抱っこするとまだちょっと嫌みたい。でも下に下ろしてあげるともう逃げるでもなくまた「なでなでして」て。はいはいはいはい。ウチのコになる?雨の日も濡れないよ。毎日ごはん食べれるよ。チミがねえ、もっと無口な猫やったらねえ。チミ「にゃーにゃーにゃーにゃー」言うからねえ。すぐご近所にバレるもんねえ。おばちゃんお金持ちやったらそれなりの物件に引っ越して3人で(二人と猫一匹)で暮らすんやけどねえ。
誰かいいひと探そうか。けどオナカスキーさん基本的には野良。人見知りのビビリ猫。あーあ。