ぶたぶたの食卓 / 矢崎存美

ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)

見た目はカワイイぶたのヌイグルミ。でも中身は中年男性（らしいよ）山崎ぶたぶたさん。奥さんも子供もいますよ。食べて飲んでお仕事しますよ。最初はびっくりしますけど、しばらくすると不思議と普通にいい人だなーて思えてきちゃう。そんな「ぶたぶた」シリーズ最新刊は、食べ物を媒介として主人公達を＆読者を癒していっちゃう連作集なのです。ウマー。

買った。読んだ。笑った。泣いた。その間約一時間半。超一気。も一回読もう。もっとちゃんと味わおう。そんでもって相方にも読ませよう。そしてそして田舎のママンに贈ろう。来週は彼女の誕生日なのです。去年も「ぶたぶたシリーズ」を贈ったのです。オマケとしてよく似たヌイグルミを添えて箱に詰めたのです。そのヌイグルミは雰囲気といいサイズといい山崎ぶたぶた氏にそっくりだったのです。ママンは本を気に入り繰り返し読み、ヌイグルミを愛でつつ電話にて「・・・・で、黄色いリュックは？」ですってさ。それほどイメージにぴったしだったのですね。
さて新作の作者後書きにてビックリーな記述を発見いたしました。作者様自ら、かのヌイグルミ（の前身）が山崎ぶたぶた氏のモデルですよと。うわあ。お母ちゃん、やっぱアレがソレやねんて！
ちなみに昨年の日記↓にヌイグルミの画像が載ってます。携帯のカメラなのでちょっとアレですが。
http://d.hatena.ne.jp/kiko04bpss/20040719