気が重い話

お盆にオットの実家に帰る予定なのですが。たいへん気が重いのです。
お茶碗洗っていても気が重い。絨毯にコロコロ掛けていても気が重い。何をやっていても気が重いのです考えるだけで。きっと当日になって飛行機に乗っていてもまだ気が重いのではないかと思います。うっかりすると義理の父母に挨拶していても気が重いし、なごやかに談笑していても気が重いのではないかしらん。「きこさん、もう一杯いかがかな」「はい、いただきますお義父さん（にこにこ/ああ気が重い）」「きこさん、お風呂どうぞ」「はい、いただきますお義母さん（にこにこ/ああ気が重い）」もうこうなったら徹底的に気が重い感じで行くしかないのだと考えてしまいます。気が重いままお土産を買い、気が重いまま手を振って機上の人となるのです。ああ気が重い気が重い。そして最後にアパートの鍵を回しながらやっと一息つくのです。家に帰るまでが遠足です。これで一つの義理が片付きます。お正月は帰らなくて良いですか良いですよねそうだよね。ね。