bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  偶然  

 
今日、月一行くクリニックで前の職場の同僚と出会った。秋に辞めた会社。
彼女が同じ(ような)病気を患っていて、しかも数ある病院の中でここに来ていて、バッタリ会うなんて考えたこともなかった。相手もおそらくそうだろう。人ってわからないねホント。
彼女もあの会社を辞めたのだという。私の辞めた翌月辺り。そしてもう一人Kさんて子も(理由は違うが)時を前後して辞めたのだそうだ。私たち三人は、入社時期がすごく近かった。同じチームに配属された。そしてほぼ同時に入ってきた三人が、ほぼ同時に辞めたことになる。ちょっとふたりで笑った。あのチームはわりと面白かったな。ちょっとよそのチームと違ってた。なんというか、アツさが。体調さえ良ければ辞めたくなかったくらいだ。でもその面白要素がぬけてしまったならもういいか。そんな気がした。
彼女は今、医療事務の学校に通って勉強中だそうな。前進している。さて、自分はどうするどうなる?