ミナギル

漲るという言葉を使ってみたくて仕方が無いのです。
響きが良いですよね。なんというか、えー、その漲る感じが。手元に見当たらないので、メーカーから取り寄せようかと思うほどですが、でも使い道に困っているのです。
そうだなあ、
毎日今くらいの時間になると、どうも眠気が漲ってきて。　＜違いますね。
こう雨が続くと身体中に湿気のようなものが漲ってきますね。　＜コレも違う。
良い化粧品を探しているのですが、オバジっていうのは効くのでしょうか。ネーミングはどうもオババとジジイみたいで脱力感が漲っているのですが。　＜長いけど微妙に違いますね。若い人なら使えるかな。いやワタシもこの線で使うしかないかな。ううむ。
どうやら今のところワタシの近辺では何も漲ってはいないようなのです。諦めた方がよいのでしょうか。我が家にはこんなふうに「いつか使えるかも」「痩せたら着れるかも」といったものが溢れています。部屋を見回すとウンザリします。思い切りが必要なようです。「いつか」という日は来ないのです。そうだ、この週末あたり、台風が行ってしまったら大掃除しよう。まずは捨てる事からだ。一気に捨てて身軽に暮らそう。夏に向けて模様替えをするのも良いかな。うんそうだな。そうと決めたら一気にやる気が漲ってきました。　＜それだ。