bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

 フレグランスざんす  

先日「何使ってるですか」と問われ、ちから一杯「グラマラース!」と答えたワタクシです。
多少は恥ずかしいと思うべきでした。フレグランスってそんな気負った名前の持ち主が多いようです。因みに「ビューテホー!」なんてのを使っていた時期もあったです。どちらもイクスクラメーションマークは余計だったです。でもその名前を口にするには、それなりの気負いというか気合いというかそんなものを要求されるのです。「んなこと言うのはこのクチかぁ!!」って感じです。
フレグランスの名前というものは、絵画或いは詩のタイトルのようでもあります(うわ、何かカッコいいこと言ってる気だ)。美容液の名前ならも少し具体的なものが多いですね。しかしフレグランスは、その効果を、目的を、希望的観測に夢々しいエッセンスを交えて表現しています。ときには抽象的ですらあります(ゲランの夜間飛行つけたって飛ばないです)。調香師はアロマテラピー効果を踏まえて香りをデザインし、そこに詩的な名前をつけます。それらが私達の願望と合致してヒット商品となるのです(結局MDの勝利ですか)。
決して忘れたワケではありません。グラマラスを着けたからといってワタシはグラマラスにはなり得なかったし、ビューティフルを着けたワタシがビューティフルだったわけでもないのです。わかってるけどさ、ちょっとくらい夢見てもバチ当たんないよね(凹み中)。