bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  あたしの一生 / ディー・レディー  

あたしの一生―猫のダルシーの贈り物

あたしの一生―猫のダルシーの贈り物


昨日の日記でジャン・バークを読むと言ったばかりなのに、うっかりこの本を読みました。
猫が主人公の本は、どうもお高くとまっていて(だって、どれもこれも「お猫様」なんだもの)素直に読めないのですが、これは最高。最近泣ける本とやらが、やけに売れていて「けっ」とか思っているワタクシですが、これはオススメ。ちょっとくらい泣いてもいいよね。どのみち年齢と共に涙腺は緩む一方なんですけれど、悲しい物事に泣くより、美しい物事に泣くほうがいいよね。
はたしてオナカスキーさんは「あたしの人間」と思ってくれているのだろうか。無理。でも彼女は彼女なりにワタクシを訓練している模様。「あたしの人間候補」くらいかな。「あたしの人間候補の一人」くらいかな。