bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  ポケット  

相方のスーツをクリーニングに出そうと、用意していたのです。
店に持っていく前に、ポケットの中身を浚っておかなければなりません。ハンケチだのティッシュだのが入ったままではダメなのです。
ところが背広ってポケットがやけに多いのですね。男の人はハンドバックを持ち歩かないから、って理由は理解できるのですが、それにしても。 
今回の場合、表側に3個プラス腰のフラップポケットの中にチェンジポケットがあるので計4個。そしてひっくり返すと内ポケットが4個。合計で8個ですか。ちなみに半裏の夏物です。いったい何を入れて歩くのでしょう。ウチの相方の場合、財布・鍵・定期券などはパンツのポケットに入れているようです。そうそう、彼はケータイとPHSを二個持ちしていて、ケータイをシャツの胸ポケにPHSは背広の内ポケに入れているのです。財布やケータイのようなものを入れている男性は多いのかもしれません。
ポケットが沢山あるからといって、物を詰め込みすぎると型崩れを起こしかねません。以前勤めていた会社には、上着のポケットには何も入れないという人もいました。型崩れを防ぐためだそうです。財布やケータイなんて重いものはもっての外だと断言していました。その人は紳士服のセクションにいた人なのですが、自分の扱ってる服(の強度)がそれほど信用できないのかと思ったりもしたワタクシです。ハンケチくらいは持っておけ。
さて、相方のスーツの話に戻ります。それぞれのポケットを探りましたところ、ハンケチ・ティッシュ・小銭・レシート数枚が発見されました。それぞれが別々のポケットに点在しており、レシートの一枚はワタシが、こんなポケット使わないだろう、と勝手に思い込んでいた内ポケットの一つに潜んでおりました。危ねー、見落とすところだったー。ポケットも有れば使いたくなるのが人情ってもんですか。そうなんですか。
世の男性諸氏のポケットはいかがなものでしょうか。ウチの相方は珍しい人なのでしょうか。ちょっと探してみたのですが、バッグの中身出しならぬポケットの中身出しをされている日記は見つかりませんでした。誰かやって。