bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  本日のオナカスキーさん  

朝の六時ごろ、うちの目覚ましが鳴った頃、お外で「くれくれにゃーにゃー」言うてました。
ばたばたして七時前、相方が「行ってきます」と出る時に、ドアの前で待ついつもの姿はありませんでした。おや。その後いらしてません。今日は同じアパートで引越し騒ぎがあり、トラックやらお兄さんやら小父さんやらが出入りしている一日の終わり、彼女は姿を見せません。ドシタノカナ。だいじょぶカナ。
と、思っていたらやって来ました。やあやあこんばんは。
最近、近所の土建屋さんで、ネコの御飯サービスが復活した模様です。じつはこの事務所、以前から敷地内に浮浪猫向けミールサービス(大きな器にカリカリ入れてお庭でおもてなし中。さあさあいらはいいらはい)をなさっていて、いろんな名も無い(たぶん)猫が命を繋いでいたのです。そんでもって恋に落ちて子孫繁栄したりしていたのです。おそらくオナカスキーさんは、そこの出身です。暫く自粛なさっていたようですが、どうやら復活。どうせなら避妊・去勢の方向も考えていただきたいなあ。なんだか増えてるよこの辺りの猫。
それはともかくオナカスキーさん。近頃「にゃーにゃー」言う割りに食べません。忙しいから、と器にカリカリ入れて出しても匂いをかぐだけであまり召し上がりません。お腹は一杯なのかしらん。例の土建屋さんで頂いてきたのかしらん。じゃあ何。どうして欲しいのよ。いつものように玄関に座ってみれば、お膝に乗ってきます。掌にのせたカリカリを召し上がります。あれれ。構って欲しいのデスカ。貴女はプライドの高い自由ネコだったのでは。