bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

 and PARADISE goes on..TOUR / 町田市民ホール 


席が後ろのほうだったが、こじんまりしたホールだったので充分近かった。むしろステージ全体を楽しめて良かった。前後の段差も大きく取られているので快適だったし。
すごく楽しかったけど、途中退席の人が目立ったのが残念。開演前会場内を見回すと、明らかに雰囲気の違う年配のお客さんが混ざっていて(エレガントなスーツに胸コサージュ的な)不安だったのだが、やっぱりか。ホールの関係者がチケットを配ったか。オーケストラ違いとか。ちょっと残念。そうは言ってもワタシの親世代のロマンスグレー紳士がノリノリで楽しんでいる姿もあったので、全てが良くある光景なのかも。


心に残ったことをポツポツメモ。
畳みます。







  • オープニングのドラムソロは短め。
  • セットリストはほぼNHKのままだったような。
  • 欣ちゃんMC「町田は昔、一人暮らしを始めた町。隣町(?)に姉が住んでいます。道であったらヨロシク。大丈夫!おんなじ顔してます(笑)」的なローカル話。
  • 銅鑼は手配できた模様。もう割っちゃだめ。
  • 大森さんの立ち位置が壇上でなくその前だったのね。詩人の並び。このツアーでは大森さんの見せ場が多いなー。
  • NARGOさんMC「僕の中で町田の人は良い人。話すと長くなるけど。(えー?話してー的な会場)話せば長くなるから。…話すか。長くなるけど。(大学時代の友人長谷川君の話を)」的なロングトーク。珍しい。長谷川君が会場にきてたりしてな(笑。
  • 北原さんMC大昔に近郊のファミレスでバイトしてた話を始めローカルな話題。「いらっしゃいませー何名さまですか?とか言ってたんだよー」「親父も近所に居ます。道であったらヨロシク。大丈夫!おんなじ顔してます(笑)」二段オチか。
  • GAMOさんMC「やっと俺の番か」「町田には縁もゆかりもない俺なんですけれども(笑)」なんと三段オチだったとは!


今回は割りと落ち着いて全体を観れたんですが、そうするとスカ○ラのライブの精密なことに驚かされましたよ。
度々変わるセットリスト。フォーメーション、各自のソロなんかの見せかた、それを生かすために一旦引くメンバー達。楽器やマイクの入れ替えをするスタッフ達*1。照明やスクリーンの演出(今回スクリーンが少しモタついた気がしたのは気のせいかな?)凄い段取り。凄い気配り。それを気取らせない、自然に見せるのって大変なことじゃないか。並外れた集中力と柔軟な対応が両立されていてこそのステージだったのだな。新たに尊敬してしまう。オレついていきます。


会場にはカメラマンの仁礼さんの姿もあった。彼を見かけるとほっとする。なぜだろう。
私達が熱狂したものは、通り過ぎていってしまう『時間』であり実体を持たない。しかし確かに私達が共有した何かが存在して、その証拠を切り取って保存してくれるのが仁礼さんなんじゃないだろうか。そんなことを思ったりする。


あとは12月の習志野と楽日のオーチャード(取れた!)。間がちょっと開くので、我慢できずに11月のAXに行ってしまいそうな気も…。

*1:出したままにしておけない(動き回り走り回るので)のもこのバンドならでは。