例えるなら、こめかみに膏薬貼ってる長屋のおかみさん。子沢山の。

日も押し迫ってまいりましたので、写真を撮りに行ったのですよ免許更新用の。
小っちゃな写真の一枚ぐらいにそれほどお金をかけたくないじゃありませんかー。だから写真館には行かず街角の証明写真ボックスです。そうは言っても免許はゴールド、この一枚の写真で５年間もたせねばなりません。失敗したら５年間も恥ずかしい写真を持ち歩く事になってしまうのですギャアー。なので、写真館並みの照明効果を謳った所をチョイス。７００円です。普通の照明で４００円の所も在ったけど、こっちなのーーぜーったいっ。
雑誌の写真写りのいい証明写真の撮り方アドバイス通りに、メイクは立体感重視、服は白いカットソー＆黒いジャケット。膝の上に広げる白い紙（レフ板代わりよ）まで用意して、いざ撮影。
・・・・・・（外で出来上がりを待っています）。
あ、写真が出てきました。
・・・・・・・・・・・・・・（ショックを受けています）。
きもちわるい。ものすご陰気なオバチャン出てきた。なんか、もう、こう、うわー。言葉になりません。
この気持ちの悪さは髪型による部分が大きい。だらっとしたロングヘアで、顔に掛ってて暗い感じ。うん、きっとそうだ。うんきっとそうなんだよ。髪型をちょこっと変えて、と。うん。もっと明るくはつらつとしたワタクシを写真に打ち出さないとね。はい撮りなおーし。
・・・・・・（外で出来上がりを待っています）。
あ、写真が出てきました。
・・・・・・・・・・・・・・（新たなるショックを受けています）。
えー、結果から申し上げますと、えー、あー、そのー、おばちゃんは、どう頑張ってもおばちゃん。
陰気なおばちゃんでも陽気なおばちゃんでもおばちゃんはおばちゃん。もうわかったよ。これで更新手続き行ってくるよ。そして５年間我慢するよ。きっと免許証を見せる機会なんて来ないよねペーパードライバーだし。うんそうだよね。平気平気。わっはっはーー。
・・・・・・ぐっすし。ちょっと凹んだのん。普段自分で「おばちゃん」言うてるけど地味にショック。